2012年12月27日木曜日

新しい時代の「賢い」消費者のあり方(2/2)

さて、では買いたい・欲しいものを検索し口コミを見て、買う気満々になったとしましょう。ここで大切なのはネガティブサーチをかける事です。

買い物に失敗しないために絶対必要なネガティブサーチ(Lifehacker)

詳細はこの記事を是非お読みください。
簡単に説明すると、商品検索しただけでは良い記事しか見つからないことがあります。ネガティブ、つまり
「欠点」 「問題点」 「買わなかった」 「比較」
をそれぞれ検索ワードとして並列することで、買うつもりの商品の悪い面を見ることが出来る。 そうすることで、より深い、満足度の高い商品の購入が出来る、という訳です。

それは、某マルチ商法でも同じです。
周りから「モノは良い」「素晴らしい」という情報を素直に受け入れ、何も調べずに買う時代は終わりました。 ネガティブサーチをすることで、中立的な商品の見方をすることが出来ます。
「良いことも悪いことも理解したうえで買う」
といった手順を踏むことが、「新しい時代の賢い消費者」と考えています。

ただし、注意点が1点あります。
「嘘が嘘であることを見抜ける必要がある」
「正確な情報を見抜く力が必要である」
…どこかで聞いたようなセリフかもしれません。
インターネットには自分のサイトを含め、本当に正確な情報を記載しているところは僅かです。それを、自分の力で考え、判断する必要があります。

浅く広く情報を集めたこのサイトも、少しずつ正確な情報に近づけて行こうと思います。
どうぞご理解の程を。


そして、貴方が強く「賢い」消費者になる、ほんの少しの手助けになれば幸いです。

新しい時代の「賢い」消費者のあり方 (1/2)

このような稚拙なサイトにでも、ある程度の閲覧があることに驚きます。
さらに、コメントを頂けるとブログを書く原動力になります。これからも是非よろしくお願いします。

さっそくですが、タイトルにあるように我々消費者は「賢く」あるべきです。
「賢くない」消費者をTargetとした商売が成り立っていたのは過去の事です。

今までの立場は消費者が低く、相手の言いなりの値段で交渉し、比較できず、自分を納得させ、高額の商品を購入してきました。

たとえば某家電量販店。洗濯機はお店の値段提示があり、定価より割引がある。さらにそこから値段交渉の上手な「賢い人」は安く買え、交渉の下手な「賢くない人」は高く買わされる。そこに不公平感を持ったことはありませんか?

某マルチ商法。売り手からあの手この手の実験を見せられ、会員になって他の人に勧めたらお金になると勧められ、本当の良さも、価値も解らず他人にも勧めてしまう。


でも、新しい時代の我々消費者には、
インターネットで検索する
ことが出来るようになり、消費者の力を強めることとなりました。

それは安いのか?
使いやすくて良いものなのか?
似たような商品はないのか?
商品に問題がおきていないのか?
次の商品が出るのはいつなのか?

販売者に聞かなくても、色々なことを調べる事が可能です。
kakaku.com を見る事によって簡単に最安値の基準を調べられるし、Amazon.co.jpで口コミを見る事である程度の評判を知ることが出来ます。
これを元に、家電量販店などと交渉するのが現在の消費者基本スタイルでしょう。

「家電量販店、Amazon価格に怒り」(日経BP)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121116/239526/?rt=nocnt

「ショッピッ!、バーコードで直接価格最安値検索!家電量販店で使おう!」
http://shoppi.jp/

今までの「賢くない」消費者をTargetとした販売方法が終わろうとしています。